中国で開催される『2022世界卓球選手権』成都大会(団体戦)に出場し、活躍が期待される早田ひなさん22歳。
ここ数年で急速に進化を遂げ、「Tリーグ NOJIMA CUP 2022」では平野美宇選手を破り優勝するなど好成績を収めています。
今回はそんな早田ひなさんを取り上げ、覚醒した理由に迫ります。
早田ひなのプロフィール
名前 | 早田 ひな(はやた ひな) |
生年月日 | 2000年7月7日 |
出身 | 福岡県北九州市 |
身長 | 166cm |
血液型 | A型 |
所属 | 日本生命 |
早田ひなが覚醒した3つの理由!
理由その1:攻め抜く卓球
「昔から私は悩みすぎるところがあって……。本当にこれでいいのか、と悩みながらプレーしすぎる癖があったんです。」
引用;:FRIDAY DIGITAL
自分のプレースタイルに悩んでいた早田さん、大事な局面で振り抜くことができず後悔することが多々会ったそうです。
しかし、中国選手に勝つには攻め続けないといけないと奮起。
悩みが吹っ切れ「早田ひなはこのスタイルでいくんだ」という信念が生まれたそうです。
早田さんの武器は、166センチの長身にサウスポーという恵まれた体格から繰り出すフォアドライブ。悩みが吹っ切れ、迷いなく振り抜くことが勝利へと繋がっているようですね。
理由その2:飽くなき探究心
突き詰める力
体のどこに力を入れ、どこでボールを打つのかなど、男子選手の感覚を習うことも。また、練習中はトレーナーと一問一答を繰り返し、いい動きができれば、なぜそれができたのか論理的に確認するそうです。
練習以外にもプロ意識
食事のとり方やウォーミングアップ時間、睡眠のタイミングにいたる細かなところまで徹底。そうすることで体への負担が減り、コンディションの波がなくなってきたそうです。
「自分の卓球って終わりがなさそうだなと思います。今は22歳なりの目標があって、30歳になっても30歳なりの目標、やらなきゃいけないことが多そうだなって。引退するまで終わりがない気がします」引用:THE ANSWER
常に目標を持ち変化を続ける早田さん、勝利への探究に終わりはなさそうです。
理由その3:ピンチを楽しむ強靭なメンタル
今年3月15日、東京・立川で行われた『2022 LION CUP32』。決勝戦では過去に負けたこともある長﨑美柚選手でした。
開始から3ゲームを連取される苦しい戦いを強いられ、長崎選手の優勝を誰もが予想する厳しい状況。
「もし、ここから自分で何かひらめいて勝ったら凄いなって思ったんです」
引用:SEKISUI☓SPORTS
ピンチのなか、早田さんは冷静でした。ゲームを楽しみ大逆転勝利を手にします。
もともと負けず嫌いな性格だった早田さん。本当に試合を楽しむことができるようになったのは、ここ数年のことだそうです。
これができるようになったのは、専属コーチである石田大輔さんによる指導方針「どんな状況でも常に笑顔で取り組む」というもの。
楽しむことで身体の力が抜け、その結果、良いパフォーマンスに繋がっているとのこと。試合中に時おり見せる笑顔は、このためだったようです。
世間の反応
2021年頃から早田さんの覚醒が始まったようです。SNSでも多くの反響が上がっていました。
2021年
卓球の早田ひなさん、覚醒した感じがクレイモア(漫画)っぽい。
早田ひな覚醒してるな
同級生で一足出遅れてた早田ひな覚醒か!? すごい黄金世代になってるなあ。 これから楽しみだ
2022年
ついにやりました。力が有るのに、勝負運に恵まれませんでしたが、やっと掴んだ女王の座。ポスト石川佳純さんが覚醒しました。
早田ひなちゃん覚醒しとるな
早田ひないつの間にかめっちゃめちゃ強くなってる。 五輪に出られなかった悔しさでここまで覚醒したのか。 ここ最近じゃ大会も優勝するのが普通になってきて相当自信も付いて、国内では伊藤美誠が止められなかったらもう他には止められる人おらんのでは?
まとめ
今回は進化し続ける早田ひなさんを取り上げ、その理由を調査しました。
・悩みを吹っ切り、攻め抜く卓球に変化
・探究心が凄い
・ピンチを楽しむ強靭なメンタル
今後どのようなプレーを見せてくれるのか楽しみですね。